ふるさとの民話(おしょろばあさん)

どこまでも青く続く海岸線から、藤崎地区を少し入ったところにある小さなお堂「藤崎観音堂」は、毎年1月17日に行われる「裸胴上げ祭り」で有名です。身を清め、六尺ふんどしをしめた裸の若衆が、その年の厄年の人をつかまえて「サッシャゲ、サッシャゲ」のかけ声とともに天井にむかって放り上げる奇祭が行われる所です。 この観音堂の正面には、閻魔大王をはじめ「十王仏」が祀られています。その一つ「おしょろばあさん」は三途の川で死者の衣服を脱がす「奪衣婆」(だつえば)のこと。全国各地で健康に関する信仰を受けていますが、海辺の藤崎では、海女が海に潜って貝や海草を採るため、耳を悪くする人が多かったので、耳を治してくれる神様として祀られています。この紙芝居は、平成23(2011)年の「第21回大阪箕面手づくり紙芝居コンクール」で、優秀賞に輝いた作品です。

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