【宇都宮市】宇都宮のヒーローと妖怪百目鬼のお話

※この事業は、宇都宮ブランド推進協議会が実施する宇都宮市民シティプロモーション支援事業にて、市内印刷業者みやもとが企画したイベントです。

平安時代中期の貴族・武将の藤原秀郷(ふじわらのひでさと)。秀郷は、 二荒山神社で授かった霊剣で、天慶の乱を起こした平将門を打ち収めた功績を讃えられ下野・武蔵(現在の栃木・埼玉)二国の国司(現在でいう知事)をしていた人物。 そんな秀郷は、その強さから近江の百足退治の例など妖怪退治のヒーローとして有名でした。ある日、狩りの帰りに馬捨場にいる百の目を持つ鬼の退治を依頼されました。待ち伏せをしていると、両手に百もの目を光らせた、3メートルほどの大きな鬼が現れました。秀郷は、得意の弓を引いて最も光る目を狙って矢を放つと、矢は鬼の急所を射貫きました。その後鬼は明神山(今の二荒山神社のある山)の後方で姿を消しました。それから400年後、塙田村の本願寺に徳の高いお坊さんがやってきます。お坊さんが熱心に説教をしたところ、毎日必ず姿をみせる、若く美しい娘がいました。実はこの娘、秀郷に退治されたあの鬼だったのです。鬼は長岡の百穴に身を潜め傷付いた体が癒えるのを待ち、娘の姿に身を変えてはこの付近を訪れ、悪さをしていました。しかしお坊さんの度重なる説教に心を改め、二度と悪さをしないとお坊さんに誓い、爪とつのを置いて消えました。それからこの付近を「百目鬼」と呼ぶようになったのです。

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